【南八ヶ岳】編笠山から赤岳へ、キレット越えテント泊縦走に挑戦！ (2)キレット越え・赤岳登頂編

2025年夏の南八ヶ岳テント泊縦走は、観音平から出発し、編笠山～権現岳～キレット～赤岳～赤岳鉱泉と歩いてきました。今回の記事では、権現岳に登り、キレットを超えて、赤岳に登頂する様子をお届けします。

前回の記事では、編笠山に登頂し、青年小屋でテント泊するところまでお届けしました。まだご覧になっていない方は、ぜひごちらからご覧ください！

【南八ヶ岳】編笠山から赤岳へ、キレット越えテント泊縦走に挑戦！ (1)編笠山登頂・青年小屋テント泊編

南八ヶ岳のテント泊縦走に行ってきました。観音平から編笠山に登り、青年小屋でテント泊。翌日は権現岳に登ったあと、キレットを超えて赤岳に登頂、赤岳鉱泉に宿泊する2泊3日のテント泊縦走です。キレットの赤岳への登り返しはかなり険しく、重いテント泊装...

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2025.10.23

【権現岳】晴天の山頂から雲海に浮かぶ富士山を眺める

翌日、2日目は、朝6時過ぎに出発！ とても良いお天気の中、まずは権現岳に登頂します。森林限界を超えると、見事な眺望！ 南アルプスやこれから赤岳、それに、雲海に浮かぶ富士山！ 山頂付近で休憩を取って、キレットを目指します。

朝6時過ぎに出発、「のろし場」からの絶景を満喫！

昨夜は青年小屋のテント場で雷雨に遭いましたが、今朝はとても良いお天気！ 今日も暑くなりそうなので、涼しいうちに行動を開始します。

青年小屋前のトイレの近くから、権現岳に向かう登山道を登っていきます。最初は樹林帯の中を登っていきますが、30分ほど登ると森林限界を超えて視界が開けてきます。

森林限界を超えて開けたところにある広場が「のろし場」。南側には、昨日は雲がかかっていた南アルプスがバッチリ見えていました。右側に見える山は編笠山です。もう、編笠山と同じくらいの高さまで登ってきていますね。

雲海に浮かぶ富士山！ 雲海の下は甲府盆地でしょう。見事な眺めです。しばらく景色を楽しんだり、写真を撮ったりしていましたが、今日は先が長いので急ぎましょう。

岩場・鎖場を超えて権現岳に登頂！

のろし場から先は、森林限界を超えて、岩場が多くなります。このあとのキレット越えもあるので、テント場からヘルメットを着用してきました。

まずは、権現岳の前衛峰、西ギボシに登頂しました。特に山頂を示す標識のようなものはありませんが、眺望はなかなかです。

西ギボシから眺める東ギボシ。なかなかカッコイイ山ですね。編笠山の方から見ると、権現岳よりもギボシのほうが目立つのですよね。

西ギボシと東ギボシの間には、岩場・鎖場がたくさんあります。それほど難易度は高くはありませんが、急登が続くので、頑張りどころです。

登山道から分かれて、東ギボシに登る道もありますが、東ギボシには前回登ったので、今回はパス。先が長いですし……

今年も営業していない権現小屋の脇を抜けると、キレット方面との分岐に到着。とりあえず、権現岳まで往復します。

といっても、分岐から権現岳まではすぐ。山頂は岩峰の上ですが、ここも前回登頂した時に登ったので、今回は下の山頂標柱があるところまでで引き返してきました。

権現岳の近くで景色を眺めながら小休止

権現岳から眺める赤岳。今日は、この赤岳を目指します。距離的にはそれほどではないですが、権現岳と赤岳の間には「キレット」という鞍部があり、かなり標高を落としてから、450メートル以上の登り返しになります。

南アルプスと編笠山。権現岳は、編笠山よりも200メートル近く標高が高いので、完全に見下ろす形になっていますね。編笠山の手前には、昨夜、テント泊した青年小屋の青い屋根も見えています。南アルプスの甲斐駒ヶ岳から白根三山へと至る稜線もくっきり！

東側は、野辺山高原の向こうに、奥秩父の山々がはっきり見えました。こちらも素晴らしい眺望です。

キレットへの分岐まで戻ってきました。ここで行動食を食べながら小休止。険しいキレット越えに備えましょう。

休憩している間に、びしょびしょのままザックに突っ込んだテントを出して乾かしました。日光パワーはすごいもので、ほんの10分ほどでほとんど乾いてしまいました。

【キレット】険しい岩場をひたすら登って赤岳に登頂！

権現岳か下り、最鞍部のキレット小屋からは一気に登り返しです。標高差が大きいだけでなく、赤岳への上りはひたすら岩場の急登が続く険しい道。何度も立ち止まって休憩しながら山頂を目指しました。

キレット名物、長いハシゴを下って旭岳へ

午前8時過ぎに出発！ 写真はこれから歩くキレット。左手前が旭岳、そこから右上にある赤岳を目指していきます。旭岳の奥は阿弥陀岳。赤岳と阿弥陀岳の間には、横岳の険しい稜線と、硫黄岳の穏やかな山頂が見えていますね。

少し下ったところから振り返る権現岳。左側のきれいな三角の山は三ツ頭かな？ 雲海に浮かぶ富士山も素晴らしいです。雲海は少し消えてきたかな？

すぐに、キレット名物の長いハシゴがあります。これを下ります。垂直に見えますが、少し斜めになっています。それでも、とにかく長いので、高度感はすごいですね。慎重に下ります。

何とか無事に下り切りました。とにかく長いですね。たとえ踏み外しても、下まで落下するような角度ではないのですが、ハシゴの段と地面までの間もそれなりに高さがあるので、気を使いました。

キレットの最鞍部はキレット小屋ですが、そこまで一気に下るわけではなく、前に見える旭岳を超えていかないといけません。このアップダウンが地味に堪えますね。

旭岳への上りは、かなりの急登！ 岩場もあるので、なかなか気が抜けません。

旭岳の山頂が近づいてきました。山頂のすぐ下を登山道が通っています。このあたりで赤岳から来られた方とすれ違いましたが、「この先は藪漕ぎだよ～」と教えてもらいました。藪漕ぎというか、ハイマツ漕ぎでした。

ハイマツをかき分けて展望の良い「ツルネ」へ

旭岳からの下りです。こちらもなかなかの傾斜！ 慎重に下ります。ここからしばらくは、ハイマツに覆われた道が続きます。足元が見づらいのと、ザックの横に外付けしたマットが引っかかって、なかなか大変です。笹などに比べると、ハイマツは固いので、やっかいですね……。

何とか旭岳の急坂を下り切りましたが、再び前方には小ピークが見えてきました。それほど急登ではないですが、ハイマツに覆われた狭い道が続くので、慎重に進みます。

小ピークに到着。標識以外は何もなさそうです。このすぐ先に、ツルネという眺望の良い場所があるので、そこで休憩することにして、ここはスルーします。

午前8時50分頃にツルネに到着しました。開けた広場になっているので、ここで少し休憩します。

ツルネから眺める赤岳と阿弥陀岳も素晴らしい！ …のですが、赤岳にはどこから登るんだろう？と不安になりますね……。どこから登っても険しそうです。

歩いてきた方向を振り返ると、先ほど超えてきた旭岳が聳え立っています。こんなに険しい山だったんですね。

ツルネはこんな感じの場所です。休憩には良い場所ですね。奥には富士山もきれいに見えています。

キレットの最鞍部、「キレット小屋」に到着！

ツルネから先は樹林帯に入り、さらに下ります。あんまり下らないで……(笑)

短い鎖場を過ぎると……

午前9時15分、キレット小屋に到着！ キレット小屋は営業していないようですが、小屋の前で、これからの登り返しに備えて、水分補給の休憩を取りました。

キレット小屋の標高が2,440メートル。赤岳は2,899メートルなので、ここから450メートル以上の登り返しが待っています。ふつうに低山を一つ登るレベルの標高差ですね……。しかも岩場の急登が続きます。

再び森林限界を超えて赤岳の登り返しへ！

キレット小屋を出ると、すぐに登りになります。キレット小屋がキレットの最鞍部であることがよくわかりますね。すぐに森林限界を超えて、再び岩とハイマツの世界へ。

ハイマツに覆われた小道や、この写真のようなガレ気味の道を登っていきます。このあたりは、まだそれほど急ではありません。

少し登ったところで振り返ると、ここまで歩いてきた道が見えました。左奥の権現岳から、右下へ、旭岳、ツルネを超えてここまで。こう見ると穏やかな道に見えますが、あちこちに急坂があって、結構しんどい道です。

岩場が連続する核心部！

キレット小屋から標高差で100メートルくらい登ったあたりから、険しい岩場の急登が始まります。険しいだけでなく、道もわかりづらいので、岩に白いペンキでかかれた〇印や矢印を見落とさないように慎重に登っていきます。

こんな感じで〇印があるので、だいたいの方向はわかります。道っぽいものが見えなくても、踏み跡を外さなければ、岩や石は少なめ。ちょっとでも外すと、かなりガレているので、それでわかりますね。

岩場と、このようなガレガレの道が交互に続きます。滑落を警戒するようなところは多くありませんが、浮石がとても多いので、落石には要注意です。今回は前後に誰もいなかったので良かったですが、人が多いときは本当に気を使いそうです。

ひたすら急登が続きます。標高が上がって、空気が薄くなってきていることもあり、息が切れやすいですね。何度も立ち止まりながら、ゆっくりと登っていきます。

登ってきたところを見下ろしてみると、断崖絶壁！ 急登続きの岩場なので登るのも大変ですが、下るのはさらに怖そうです。

ガレ場・岩場ゾーンを登り終えたら、今度は大きな岩と鎖場。痩せ尾根のようなところに鎖場があるので、慎重に登っていきます。

午前10時半、キレット小屋から1時間以上登って、ようやく少し落ち着いた道になりました。とはいえ、まだまだ登りが続きます。

振り返って見ると、ずいぶん登ってきたことがわかります。権現岳と同じくらいの高さまで登ってきたかな？ 奥には南アルプスもくっきりと見えて、とても良い眺めですね。

まだまだ続く岩場・ハシゴをクリアして赤岳に登頂！

先ほどのガレガレの急登に比べればだいぶマシですが、まだ鎖場が続きます。

休憩がてら振り返ると、素晴らしい景色！ 南アルプスの稜線には少し雲が湧いてきましたが、八ヶ岳の山々はまだ雲がかかっていません。雲海は消えてしまいましたが、富士山はまだくっきり！

どれが山頂だかよくわかりませんが、目印のあるところを進んでいきます。できるだけ軽量化したとはいえ、テント泊装備でこの急登は堪えます。

10時50分、真教寺尾根分岐を通過。真教寺尾根は、八ヶ岳の東側、清里の近くにある美し森から登ってくるクラシックルートです。上部に岩場があり、上級者向けのコースになっています。

ようやく赤岳の山頂が見えてきました。ここからいったん鞍部まで下り、山頂に登り返します。鞍部のところで、文三郎尾根からの道と合流します。よく見ると、登山者が何人も登っているのが見えますね。

文三郎尾根からの道と合流したあとは、山頂直下の急登へ。ハシゴが続き、なかなかに辛い道ですね……。その分、眺めは抜群に良いです。

【赤岳】キレットを登りきって絶景の赤岳に登頂！

11時過ぎ、ようやく赤岳の山頂に到着しました！ 8時過ぎに権現岳を出発してから、キレット越えに約3時間！ 登り返しの岩場はとてもつらかったけれど、何とか歩ききることができました。

赤岳山頂で記念撮影をしたあとは、腰を下ろして、ゆっくり景色を楽しみます。東側は野辺山高原と、その奥に奥秩父山塊。野辺山高原には高原野菜の畑が見えますね。

阿弥陀岳と奥には諏訪湖も見えていました。阿弥陀岳は昨年登りましたが、赤岳と並んで南八ヶ岳では目立つ山の一つですね。山頂直下の急登が険しかったのを思い出しました。

赤岳から北側へ続く南八ヶ岳の稜線。眼下には赤岳天望荘、その先には横岳～硫黄岳と続く稜線。その奥には双耳峰の天狗岳と、八ヶ岳の最北端、蓼科山まで。昨年は、赤岳～硫黄岳の稜線を歩きましたが、ここも素晴らしいコースだと思います。

もう11時半ですが、まだ全然雲がかかっていないので、良い日に登れたようです。

山頂には続々と登山者がやってきて、代わる代わる記念撮影をしています。ちょうど赤岳頂上山荘のヘリでの荷揚げがあったので、その様子を眺めながら休憩しました。

富士山は少し雲がかかってきましたね。山頂で1時間ほどのんびりしてから、今日のお宿となる赤岳鉱泉のテント場に下ります。

【赤岳鉱泉】文三郎尾根を下って赤岳鉱泉でテント泊

赤岳登頂後は、文三郎尾根から行者小屋を経由して赤岳鉱泉へ下ります。赤岳鉱泉でテント泊をして、翌日、美濃戸口に下山しました。

文三郎尾根から赤岳鉱泉へ

山頂を12時10分頃出発。まだ歩いたことのない地蔵尾根を下ってもいいかな、と思いましたが、もうだいぶ疲れているので、何度か歩いたことがあり、勝手がわかっている文三郎尾根から下ることにしました。ということで、文三郎尾根の分岐までもどってきました。

とはいえ、このキレットとの分岐からの鎖場も、なかなか険しいのですよね。鎖をつかんで慎重に下っていきます。幸い、人がほとんどいないので、自分のペースで下れました。

鎖場を下り切ればあとは楽勝！？と思いきや、そういえば、この道はかなりザレ気味で、滑りやすいのでした。何度か滑りそうになりながらも、転ばないように下っていきます。

横岳～硫黄岳と続く稜線。横岳はやはり険しいですね。硫黄岳とは対照的です。硫黄岳東側の爆裂火口はもっと険しいのですが。

しばらくザレ気味の急坂を下って、ようやく歩きやすい木の階段へ。眼下に行者小屋が近づいてきました。

13時過ぎ、行者小屋に到着！ テント泊なので、行者小屋でも良かったのですが、温泉に入りたかったので、赤岳鉱泉まであと30分ほど頑張ります。

その前に、おなかが空いたので、行者小屋で牛丼とCCレモンを購入。しばしランチ休憩を取りました。

行者小屋前の広場は人も少なく、閑散としていました。時間的に、これから登ってくる人、下ってくる人が増えるのかな？

行者小屋から赤岳鉱泉へは下り基調の歩きやすい道。途中の中山展望台分岐まで緩い上りですが、そこからはずっと下りです。

14時前に赤岳鉱泉に到着！ 赤岳鉱泉でもヘリで荷揚げをしていました。荷揚げはテント場で行うようで、その間はテントを張ることができません。その間に受付へ。

受け付けしているときに聞くと、これで最後ということで、受付後にすぐにテントを張ることができました。

テントを設営後、さっそくお風呂に入り、湯上りのビールを楽しみました。早めの夕食も済ませて就寝。この日は、夕方から曇ってきましたが、幸い雨は降りませんでした。

赤岳鉱泉から美濃戸口に下山

翌日、3日目はテントを撤収して美濃戸口まで下山するだけです。

テント内で軽めの朝食。8月とはいえ、朝は冷えるので、温かいスープがおいしいです。

午前7時過ぎに、撤収完了！

トイレを済ませたり、水を汲んだりして、午前7時半に赤岳鉱泉をあとにします。

赤岳鉱泉から美濃戸に下る北沢の道は、沢沿いの傾斜の緩いルート。沢の涼し気な音が心地よいですね。途中から何人もの人とすれ違いました。日帰りで赤岳や硫黄岳を目指す方々でしょうか。

午前8時過ぎに堰堤広場に到着。ここから先は長い林道です。

9時過ぎに美濃戸口まで下山できました。ほとんど休憩しなかったので、赤岳鉱泉から1時間40分で下ることができました。

バスの時間まで1時間以上あるので、バス停の前にある八ヶ岳山荘でカレーをいただきました。ここのカレーはおいしいのですよね。ボリュームもあって、登山後にぴったりです。

路線バスで茅野駅まで出て、茅野駅から「あずさ」で帰宅しました。お疲れさまでした！

テント泊装備にはキツいキレット越え

今回、初めて権現岳と赤岳の間にあるキレットを歩いてみました。

長いハシゴや、ハイマツに覆われて足元が見づらい道などもありましたが、やはり核心部は、キレット小屋から赤岳への登り返しにある、ガレた岩場の急登でしょう。

道がわかりづらいところはありますが、白いペンキの目印を探していけば何とかなりました。ただ、荒天の場合は道迷いには注意ですね。気を付けなくてはいけないのは落石です。ガレ気味で石が多いうえに、踏み跡があるところでも浮石がとても多く、かなり注意を要します。自分が落とさないように気をつけるのはもちろんのこと、上を歩いている人がいる場合は、そちらにも気を使いそうです。

技術的に難しいところは多くない一方で、キレット小屋から赤岳山頂までの標高差450メートル以上の登り返し、しかも、前述のような岩場・ガレ場が続くので、体力的にキツいルートでした。今回は、テント泊装備ということもあり、余計に大変でしたね。

ただ、全般的にお天気に恵まれて、とても良い山行になりました。夏山なので、夕方～夜の雨はやむを得ませんが、行動中は、稜線にほとんど雲がかからず、各ピークや稜線からは絶景を眺めることができました。編笠山や権現岳からの眺望も見事ですが、やはり赤岳山頂からの眺めは最高ですね。また、キツいキレットの登り返しも、休憩がてら、立ち止まって景色を眺めることでも元気をもらうことができました。

欲をいえば、権現小屋かキレット小屋が営業していれば、もう少し楽に歩けそうだな、とも思ったのでした。

今回の主な登山装備

• ウェア類
  • アンダーレイヤ: モンベル ウィックロンの半袖Ｔシャツ
  • ミドルレイヤ: モンベル 化繊 長袖シャツ
  • アウターレイヤ: モンベル ライトシェルパーカー（ソフトシェル）
  • 防寒着: ユニクロ ウルトラライトダウンジャケット
  • パンツ: ノースフェイス アルパインライトパンツ
  • レインウェア上: モンベル レイントレッカージャケット（使用せず）
  • レインウェア下: モンベル サンダーパス パンツ（使用せず）
  • 靴下: フィッツ メリノウールの登山用靴下
• 登山靴: モンベル アルパインクルーザー2300
• 登山補助
  • 膝サポータ ザムスト EK-3（両膝）
  • ヘルメット
• テント・寝具類
  • テント: モンベル ステラリッジテント2型
  • シュラフ: モンベル シームレスダウンハガー800 #5
  • マット: サーマレスト Zライトソル
• 緊急用
  • ファーストエイドキット
  • ヘッドランプ、予備の電池
• ザック: ミレー サースフェー 40+5 (45リットル)
• 水
  • ナルゲンボトル 1リットル（ポカリスエット）
  • ペットボトルの水・お茶 0.5リットル×2本

行動中は、アンダーレイヤとミドルレイヤの2枚。夏山でしたので、これで十分でした。朝晩や山頂での休憩時にはシェルを羽織りました。

シュラフは、今年購入した夏山用のモンベルの#5を利用。こちらも、まったく問題ありませんでした。軽量でコンパクトになるので、40リットルのザックにも収まります。今後、夏山のテント泊はこのスタイルになりそうです。

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以上、「【南八ヶ岳】編笠山から赤岳へ、キレット越えテント泊縦走に挑戦！ (2)キレット越え・赤岳登頂編」でした。今年一番のキツい山行でしたが、お天気に恵まれて楽しめました。

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2025.06.21